長州軍は復権をかけて京都に上り、進軍を開始した。世に言う「禁門の変」である。久坂玄瑞(東出昌大)は天皇に嘆願書を届けようと突き進むが、ついに力尽き自刃する。夫の死の知らせにぼう然とする文(井上真央)…。しかし悲しみに暮れるまもなく、久坂家断絶という通達が下る。久米次郎との養子縁組も取り消される危機に、夫の無念を晴らし、誇りを取り戻すため、長州藩の“大奥”に女中として入ることを決意する!