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新たなる一歩

日本フェザー級のチャンピオンとして初防衛にも成功した幕之内一歩。“世界”前哨戦を控えた鷹村守や、実力を着実に上げている青木や木村と共に、一歩は、今やジムの看板ボクサーのひとりになっていた。だが、会長の鴨川は、少しも手綱をゆるめない。トレーナーの八木や篠田に、鴨川は、一歩らをさらに鍛えるよう指示を出した。 そんな中、木村が、東洋太平洋(OPBF)フェザー級タイトルマッチが近い一歩のライバル・宮田のスパーリングの相手をすることになった。東日本トーナメントで敗れて以来、日本を離れて韓国やタイで武者修行をしていた宮田。しかし、スパーリングでは、試合まであと1週間というのに、木村の強打を受け、宮田は3度もダウンを喫してしまった。 宮田に自信を付けさせたかった、とボヤく木村に対し、宮田の父は、息子が十分本気だったと答える。宮田の海外遠征での成績は、11戦で10勝1分け8KOの好成績。だが、骨格がフェザー級以上に成長した宮田は、フェザー級の身体を作らなければならない厳しい困難に直面していたのだ。 宮田の父は、実力を出し切れるライト級への移行を何度も勧めたと明かす。一歩との再戦を夢見る宮田は、その言葉を頑として受け入れなかったらしい。宮田は、父親の話を認めつつも、ワニのアゴ並みに強烈な左右のフックが自慢の王者・アーニーを集中力と精神力で倒す、と告げた。 その頃、アーニーのスパーリングを公開したマネージャーのサカグチは、宮田を“ブラッディ・クロス(血の十字架)”と名付けた必殺パンチで倒す、と記者たちに宣言していた。この話を伝え聞いた

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  • Originally Aired January 7, 2009
  • Runtime 25 minutes
  • Content Rating United States of America TV-14
  • Network Nippon TV
  • Production Company Madhouse
  • On Other Sites IMDB
  • Created June 22, 2019 by
    Administrator admin
  • Modified March 15, 2022 by
    termsaka
Name Type Role
Kazuyuki Fudeyasu Writer
Jun Shishido Director
Tomoya Takahashi Director Episode Director