警察上層部は溝口(金井勇太)の死を事故死として処理。万里(吉瀬美智子)は門倉(RIKIYA)の話から、事件当時、真島(玉木宏)が溝口を追っていたと知り、真島が復讐のために溝口を殺したのではないかと不安を覚える。
一方、芽衣子(菅野美穂)は彩乃(滝沢沙織)から、真島が芽衣子を必死で探していたことを聞かされる。真島は芽衣子を愛しているに違いないと言い、「芽衣子さんも気持ちを伝えた方がいい。そうすればお互い支え合える」と告白を勧める彩乃。真島への複雑な思いに葛藤する芽衣子は「そうなれたらいいのにね」と寂しげに微笑む。
そんな折、真島が芽衣子を訪ねてきた。互いに視線が合わせられず、ぎこちないふたり。真島は溝口への怒りが抑えきれなかったせいで芽衣子を危険にさらしてしまったと謝り、この責任は自分がとると何かを決意したように告げると、「君のことは俺が守る」と言って立ち去る。
その頃、堂島(唐沢寿明)はある豪邸の前で単独で張り込みを続け、15年前の事件の真相に迫りつつあった。ある確信から、宇喜田(吉田鋼太郎)がこの中にいるとにらむ堂島。その憶測どおり、宇喜田はそこである男から叱責を受けていた。
真島への疑念がぬぐえず不安にかられる万里は、溝口の死亡現場にいたのかと真島を問い詰める。真島はあっさりと認め、溝口は事故死だったが、殺すことができれば手にかけていたかもしれないと告白。そんな自分に刑事を続ける資格はないと言い、「刑事を辞めるつもりだ」と告げる。真島が書いた辞表を目にし、絶句する万里…。
翌朝、パソコンに向かい、原稿を書く