ひとつの物語を繰り返す世界~想区~をまたいで旅するエクス、レイナ、タオ、シェインたち。 新たな想区へ足を踏み入れた矢先、怪物に襲われている幼い少女を見つける。 村人の話によると、その少女は「赤ずきん」と呼ばれているのだという。 エクスたちは、いずこかへ消えた赤ずきんを助けに森ヘ足を踏み入れるのだが……。
エクスたちがやって来たのは、「ドン・キホーテの想区」。 だが、本来の物語とは異なり、恐ろしい悪魔の群れが人々を襲っていた。 そして空は不気味に赤く染まり、想区そのものが崩壊しようとしている。 それを阻止すべく、さっそく調査を開始するエクスたちだったが、その前に、意外な人物が現れ……。
ストーリーは過去へ遡る。 生まれ故郷で、エクスは幼い頃からシンデレラという少女と日々を過ごしていた。 早くに両親を亡くしたエクス。同じように、母を失ったシンデレラ。 二人は互いに支え合い、成長していく。 やがて、シンデレラの運命が叶う夜が近付いて来る。 そんな時、エクスは森でレイナという少女と出会う。
幼なじみであるシンデレラの運命が、歪もうとしている……。 レイナの口から、さまざまな事実を聞かされるエクス。 それは彼にとって、今まで見たことも聞いたこともない事ばかりだった。 そしてレイナは、エクスに戦うための力を与える。 シンデレラの運命を守るために。 エクスたちは、王城へと向かうのだが。
とある島にやって来たエクスたち。 久々の息抜きとばかりに浜辺で遊んでいると、波打ち際に倒れていた一人の男を見つける。 男の名はジョン・シルバー。 やがて一同は、ここが「宝島の想区」であることを知る。 大海賊フリントが隠したと言われる財宝を求め、夢とロマンにあふれた大冒険が始まる!
今回、エクスたちがやって来たのは「白雪姫の想区」。 しかし誤解が誤解を生み、眠りについていた白雪姫を、エクスが起こしてしまった。 このままでは本来の物語から変わってしまう! 何とかして元に戻そうと、白雪姫の城へ向かうエクスたち。 だが、そこには当然ながら毒林檎の王妃が待ち受けていて……。
凍え付きそうな、深い雪に閉ざされた想区。 エクスたちは、行き倒れていたゲルダという少女を発見する。 暖を取ろうと見つけた小さな民家。 そこに居たのは、たった一人の幼い少女だった。 どこか不思議な雰囲気を漂わせた少女から、雪の女王の宮殿の場所を知る一同。 だが、向かった先で待ち受けていたのは……。
これまでエクスと共に旅を続けて来た仲間、タオとシェイン。 しかし二人には、重い、秘められた過去があった。 タオが仲間をファミリーと呼ぶ理由。 そしてシェインが、タオを兄と慕う理由……。 鬼と人間が戦いを続ける「桃太郎の想区」で、二人の過去が明かされる。 果たして、鬼ヶ島で何があったのか?
見渡す限り砂漠の想区へとやって来たエクスたち。 そこで出会った盗賊の少年アラジン。 彼は、何でも願いを叶えてくれる魔法のランプの持ち主だったという。 ここはアラビアンナイトの世界、「アラジンの想区」だった。 アラジンと行動を共にすることになった一行だったが、そこへ、敵の群れが現れ……。
イングランドとフランスの百年戦争。 その真っ直中に現れた、聖女ジャンヌ・ダルク。 彼女と出会ったエクスたちは、人間を襲う悪魔の群れと戦うことになった。 ジャンヌは華々しい勝利を収めるが、その運命は、徐々に歪んでいく……。 そしてジャンヌを助けようとしたエクスも、瀕死の傷を負ってしまった!
エクスたちがやって来たのは「不思議の国の想区」。 そこでレイナは、幼い頃から憧れだったアリスに出会う。 だが、どうもアリスの様子がおかしい。 不思議なことは絶対に認めないと言い放ち、エクスたちも捕まえようとする。 いったいアリスを変えたのは何か? その一方で、恐るべき陰謀が進んでおり……。