じっくり時間をかけないと作れまないもの、おいしくならないものがある。“時短”や“効率”が合言葉のようなこの時代に、一石を投じるお菓子があくまき。灰に水を加え、一晩おいた上澄み液にもち米をつけ、さらに一晩。このもち米を竹の皮で包み、3時間じっくり煮ると、米粒はほとんど消え、べっこう色、プルプルの餅菓子が出来上がる。きな粉と黒みつ、さらに道明寺粉で作ったカリカリのトッピングをかけて召し上がれ!