早乙女悠里(天海祐希)は、父・惣一(夏八木勲)に代わって、早乙女グループの新代表に選ばれる。蓮見丈治(反町隆史)は、心臓疾患を持つ廉(矢野聖人)を競泳の代表選考会に出場させようとしている悠里を、惣一の力で止めてもらうつもりでいた。だが、悠里がグループの代表になったことで、そのもくろみは外れてしまう。同じころ、YSコーポレーションの室内プールで練習していた廉のもとに、洸(松坂桃李)がやってくる。洸は、神代麻衣子(南沢奈央)と一緒だった。自分の代わりに廉が代表選考会に出場することを知った洸は、手伝えることがあったら言ってほしい、と申し出る。その夜、悠里は、別居中の夫・辰也(寺島進)とプライベートバーで会う。辰也も、廉を選考会に出場させるのを止めようとしていた。しかし悠里は、辰也の頼みでもそれだけはできない、と拒否した。すると辰也は、自分なりに覚悟を決めてきた、と言って悠里に離婚届を手渡す。別の日、悠里は、秘書の新倉リカ(長澤まさみ)を伴って買い物に出かける。悠里は、大量のブランド品を買い求めた後、高級なレストランで食事をすると言い出す。そこでリカは、今回の廉の件は、人として、母親として間違っていると言い放つ。
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Kato Hiromasa | Director |