栃木の蝶子(仲間由紀恵)の実家へ行くことになった航平(沢村一樹)と、とんぼ(君野夢真)。ユウレイの蝶子も一緒に里帰り。実家では蝶子の父・省三(内藤剛志)と母・里子(朝加真由美)がとんぼたちを迎える。省三は、昔かたぎの頑固者。蝶子と省三は、顔を合わせればケンカばかりの父娘だった。航平と里子が蝶子の思い出話を始めると、「あいつは昔から親の言うことを聞かずにたてついてばかりで」と、言い出す省三。それを聞いた蝶子も負けずに、「お父さんこそ私のやることにいちいち反対したじゃない!」と反発するが、ユウレイの蝶子の言葉は省三には聞こえない。そんなやりとりを見ていたとんぼは、「おじいちゃんとお母さんはケンカしてるの?」と言ってしまい、みんなを驚かせる。とんぼは、省三と過ごすうち、蝶子と省三は似た部分があると感じるように。「お母さんは、どうしておじいちゃんのことが嫌いなの?」と蝶子に尋ねると、省三へのわだかまりが解けない蝶子は思わず「とんぼにはお母さんの気持ちは分からないよ!」と、言い放ってしまう。そして、その日の夕方、ふと気づくととんぼがいなくなっていて―――