誰もが知る大手メーカーにも弱点がある。それは"振り向いてくれない"客がいること。耳に残るCMで高い知名度を誇る菓子メーカーの「湖池屋」。課題は、20代30代と60代以上の女性の間での"スナック離れ"。空白地帯を埋めるため、プロジェクトチームが立ち上がった。一方、カレー粉やわさびなどの調味料でおなじみの「エスビー食品」。こちらは、今まで取り込むことができなかった層を狙う戦略を進めていた。目指すのは、これまでにない「チューブ調味料」の開発。時代のニーズに合った商品を生み出せるのか?"新たな客"の心を掴もうと奮闘するメーカーたち。その最前線に迫る。