地域が抱える「弱み」。それをユニークな発想で強みに変え、生き残っていくための武器にしようとしている人々がいる。かつて「スタバはないが、スナバはある」と自虐的なアピールをした鳥取県。近年も都道府県の魅力度ランキングで下位に沈む。しかし、今、鳥取を代表するスポット「砂丘」を舞台にした思いもよらない新ビジネスが動き出していた。一方、千葉県の印西市。かつてニュータウン計画に失敗した街に今、世界の名だたる企業が続々と集まって来ていた。一見ネガティブなものをポジティブに変換し成功へと導く、その現場に迫る。