1980年の創業時から"シンプルで使いやすい"商品で、幅広い層から支持されてきた「無印良品」。展開する良品計画は9月、「第二創業」を掲げ新たにファーストリテイリング出身の堂前宣夫社長が就任し、新体制がスタートした。2030年には国内外の店舗数を2倍に増やし、売上高で3兆円を目指すという。「衣食住」全ての分野を強化しながら「地域土着化」という新たな試みも開始。"無印"はどう変わろうとしているのか。客を呼ぶ店舗の独自の仕掛けと社員たちの奮闘を追う。