SDGs(持続可能な開発目標)が世界の趨勢となり、資源循環の必要性はますます高まっている。こうした中、今、注目を浴びているのが「アップサイクル」。単なる「リサイクル」ではない、文字通り、元の製品より価値を高めて再生する取り組みだ。成功すれば、環境と経済、ふたつの"エコ"の共存が可能になる。しかし、それは簡単なことではない。常識にとらわれない"発想"とそれを実現する"技術"が求められる。果たして、ゴミを"宝"に変えることができるのか?