世界的に高い評価を受けるニッポンの食。インバウンドの要としても重要な役割を果たしている。しかし、世界の壁はそう甘くはない。「美食のワールドカップ」と称される「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」で、日本は一度も優勝をしたことがないのだ。2025年に行われる世界大会に向けて戦いを続けるシェフに密着。日本人初優勝を目指す姿を追う。一方、大阪でとんかつ、ラーメン、お好み焼きなど様々な飲食店を経営する企業は、海外への出店ではなく、「高級冷凍食品」を武器に世界へ挑む。ニッポンの食は、本当に世界で勝てるのか?その真価を問う。