考古学の教授にして格闘技の達人、杵築麗奈。 今や世界をまたにかける冒険家となった彼女にも苦い思い出があった。 それは、同じく考古学者だったレイの祖父と、祖父の助手だったリグ・ヴェーダにまつわるものだった。 かつでリグに対してほのかな恋心を抱いていたレイ。 しかし今やふたりはオード文明の遺跡をめぐって対立を続けていた。 過去を振り切るように遺跡に向かって踏み出すレイだったが、リグはそんな彼女をあざわらうのだった。 オード文明のはかりしれないエネルギーを解放しようとするリグ。 舞・真魅とともにそれうぃ阻止しようとするレイ。 しかしエネルギーは解放され、遺跡は崩壊を始めた。 崩れゆく遺跡の中で、レイはリグと、そして自らの過去と対峙する……。