フリーターの蔵地(葉山奨之)はある晩、アルバイトの帰り道で、光の先から花魁姿の女性・仙夏(岡田結実)を乗せた大八車が現れ、走り去っていく様子を目撃する。蔵地は一瞬驚くものの、幻覚を見てしまったと気を取り直す。 しかし、蔵地が居候先の叔父の雄彦(田中直樹)の家に帰宅すると、なぜか家には仙夏が!雄彦が、家の前で道に迷っている様子だった仙夏を招き入れたのだと言う。歴女で江戸マニアでもある雄彦の娘・寿乃(山口まゆ)は仙夏の花魁姿を見て大興奮。そんな蔵地家の面々に仙夏は「涼八屋の仙夏でありんす」と自己紹介をする。蔵地は、新手の詐欺師ではないかと怪しんで仙夏を追い出そうとするが、雄彦と寿乃は、これも何かの縁だからと言って仙夏を泊めることに。 翌日、仙夏が外に出ると、周囲の人々は花魁姿に好奇の目を向け、スマホをかざして写真を撮ろうとする。初めて見る事ばかりの光景に仙夏は怯え「一体ここはどこなんだい!?」と困惑。一方、図書館で仙夏の事を調べていた寿乃は、仙夏とよく似た花魁が描かれている江戸時代の花魁道中の浮世絵を見つける。仙夏は江戸時代の安政7年、吉原で伝説を残した本物の花魁だったという事を知る。 どうしたら江戸に帰れるのかも分からない仙夏だったが、しばらくここにいるしかないと覚悟を決め、蔵地が働くカフェでアルバイトをすることを決心。カフェでは吉原の花魁流の接客をする仙夏に、蔵地は慌てふためく。 そんな中、蔵地が密かに想いを寄せる友人・泉美(吉谷彩子)が訪れる。蔵地の恋心に気付いた仙夏は「相手の心をつかむことにかけて、あたしの右に出る者はいないからね」と、二人の仲を取り持つと宣言。仙夏は、花魁のテクニックを駆使した作戦を開始する…!令和に舞い降りた花魁を中心に恋の物語が動き出す! 蔵地は、仕事がうまく行かず上司の智子からプレッシャーを受けて悩む泉美を「頑張らなくていいんじゃない?」と励ます。そんな蔵地を後目に仙夏は、泉美のオフィスに乗り込んで突如舞を披露しだす。踊って、自分で自分を鼓舞して笑顔になれば、周りも笑って楽しく仕事ができると伝えようとしたのだった。 数日後、泉美の会社にコーヒーを配達しに行った仙夏と蔵地は、社長の鳥居(前田公輝)と遭遇。仙夏は「直さん!」と呼びかけて鳥居に抱きついて…。
仙夏(岡田結実)は、寿乃(山口まゆ)と合コンに参加することに。花魁として合コンを盛り上げようと、仙夏は大張り切り。合コン相手の宮田(佐野和真)と意気投合した寿乃は、順調に恋愛を進めるが…。一方、蔵地(葉山奨之)は泉美(吉谷彩子)にキスされて以来、彼女とどう接していいか分からなくなっていた。鳥居(前田公輝)は、仙夏のことが気になり、仕事が手につかない。仙夏の周りで動き出した恋の行方はどうなる!?
仙夏(岡田結実)は「お前は蔵地(葉山奨之)が好きだ」と鳥居(前田公輝)に指摘され、戸惑いを隠せないでいた。そんな中、カフェ“蔵”に蔵地の父で不動産会社社長の幸春(手塚とおる)がやってくる。カフェに土地を貸している幸春は、赤字を理由に立ち退きを命じるが、仙夏は反発。「売上げを倍にすれば店を続けてもいい」という約束を取り付ける。一方で蔵地は泉美(吉谷彩子)からかつての夢だったイラストの仕事を依頼され…
令和に不時着した花魁の恋物語が、今夜いよいよ完結する!仙夏(岡田結実)は江戸に帰ることを決心し、すっかり花魁らしさを取り戻す。タイムスリップが出来る日まで数日に迫っている最中、鳥居(前田公輝)が、突然会社を辞めて姿を消す。鳥居は泉美(吉谷彩子)への想いを自覚して、これ以上好きになる事を恐れて彼女から離れていたのだった…そして迎えたタイムスリップ当日、蔵地(葉山奨之)は仙夏をスカイツリーに連れて行き、最後の思い出を作る。やがて夜になり、仙夏と長兵衛(一ノ瀬颯)の旅立ちの時が迫る。仙夏と長兵衛を乗せた大八車を蔵地が引き、タイムスリップの瞬間が訪れる。仙夏は江戸に戻る事が出来るのか?そして、仙夏と蔵地の時空を超えた恋模様はどこに着地するのか?
Takes place right after Torii gave Senka a letter of divorce and said she loves Kuraji.
Takes place right after Kasuga breaks up with Kuraji and tells him to go to Senka.
Takes place when Senka and Kuraji start dating.
Takes place after the ending.