若い医師が離島での医療活動に奮闘する。健助(吉岡秀隆)は、みずから志願して志木那島へ赴任。しかし、住民の医師不信により、診療所には誰も寄りつかない。ある日、島の漁師・原(時任三郎)の息子・剛洋(富岡涼)が激しい腹痛を訴え、原は本島へと船を出す。だが、一刻を争う病状だと悟った健助は、原の船に島の看護師・星野(柴咲コウ)とともに乗り込む。