スネ夫から、ハダカデバネズミやテングザルなどの珍獣(ちんじゅう)の図鑑(ずかん)を見せてもらうのび太たち。スネ夫は、夏休みの観察日記を珍獣にするのだと言い、これからパパに世界珍獣展(てん)に連れて行ってもらうのだとじまんをする。 自分たちも夏休みに珍獣の観察をしたいと考えたのび太とジャイアンは、ドラえもんにたのみこみ、『動物ショートステイカード』を出してもらうことに。これは、好きな動物を自分の家によびよせて、ふれ合ったり観察したりできる、未来の動物レンタルカードなのだという。 さっそく、カードのスイッチを入れ、珍獣を選んで、滞在(たいざい)時間を3分にセットしたところ、いますぐショートステイできるテングザルがいるとの情報(じょうほう)が! そこで、テングザルが滞在できる環境(かんきょう)に部屋を整えるため、ドラえもんは『環境維持(いじ)スプレー』で、部屋の温度と湿度(しつど)を上げ、テングザルが遊ぶための木の遊具を設置(せっち)する。 するとその直後、げんかんのチャイムが鳴り、テングザルがやって来て…!?