「竜宮城の八日間」 夏休みのグループ研究で「浦島太郎(うらしまたろう)のナゾ」についてしらべたいというのび太。それを聞いたドラえもんが未来の歴史調査課(れきしちょうさか)に問い合わせたところ、浦島太郎という人物が本当にいたことが判明する。 さっそく、『タイムマシン』で浦島太郎が行方不明になったという1049年の夏の海岸へと向かったのび太たちは、子どもたちがカメをいじめているところに出くわす。すると、男が現れ、子どもたちからカメをうばったため、しずかは持っていたブローチを男に渡してカメを助けることに。 ところが、そのカメが逃げようとしたため、あわててつかまえると、そこに本物の浦島太郎があらわれ、カメを放すよう言われてしまう。 そして浦島太郎がカメを海に放した直後、なんと海から宇宙船のような潜水艇(せんすいてい)が現れたからビックリ! 浦島太郎を乗せ、海の中へと消えていく潜水艇を、のび太たちは『潜水ゴンドラ』に乗って追いかけると、海の中には竜宮城が…!? 「なんでも空港」 屋根の上で紙飛行機(かみひこうき)を飛ばしてあそんでいたのび太とドラえもんは、紙くずを散らかさないようにとママに叱られてしまう。そこでドラえもんは、ポケットから『なんでも空港』を取り出す。これを広げたところに、空を飛ぶものなら何でも降りてくるというのだ。 ためしにのび太が反対側に紙飛行機を飛ばしたところ、クルッと方向を変え、みごと空港へと着地。二人は楽しく紙飛行機であそびはじめる。すると、トンボや風船、洗たくものまでも空港へと降りてきた! そこへ、ペットのカナリア・ピーちゃんを探してしずかがやってくる。のび太はなんでも空港を使うことを思いつき、まずはピーちゃんを探すことに。その後も空からは次々といろいろなものが降りてくるが、その中になんとあの有名ヒーローもいて…!?