加賀美屋買収の危機は去った。そこへ夏美(比嘉愛未)の弟・智也(神木隆之介)が、啓吾(大杉漣)の作った「桜のシブースト」を持って訪れる。夏美は一本桜をイメージして作ったこのケーキを、新生加賀美屋の象徴にしようと考える。環(宮本信子)は女将(おかみ)・若女将として加賀美屋の名に恥じないよう、誠心誠意務めに励むことを夏美と共に誓う。そして夏美と柾樹(内田朝陽)は、満開になった一本桜のもとを再び訪れる…。