カツノ(草笛光子)は大きな心残りだった息子の政良(奥田瑛二)との再会を果たし、喜びをかみしめていた。環(宮本信子)はカツノのことを平治(長門裕之)に頼み、結婚式場へと向かう。式場で待つ家族たちはカツノの病状を心配していたが、「なにも心配ない」という環の明るい笑顔を見て安心する。しかし、花嫁姿を一目カツノに見てほしいと願う夏美(比嘉愛未)は、一抹の不安を抱いていた…。そしてついに、結婚式がはじまる。