夏美(比嘉愛未)は加賀美屋で働けることを心底喜んでいた。その純粋な気持ちは周囲にも伝わり、夏美とほかの仲居たちとの関係はしだいに良くなっていく。しかし、板場の経費削減を強引に進める柾樹(内田朝陽)と従業員との関係は悪化する一方。柾樹のことが心配な夏美は、裕二郎(吹越満)たちに相談するが、いい解決策は見つからない…。ある朝、板場に現れた板長の篠田(草見潤平)は「柾樹をつれて来い!」と、どなり散らす。