夏美(比嘉愛未)は家族との再会を喜ぶ。父の啓吾(大杉漣)が勘当を解いてくれたことに感謝し、母の房子(森昌子)の胸で泣けたことが嬉しい。翌日、夏美は家族を加賀美屋に案内する。啓吾はカツノ(草笛光子)に夏美のことを託し、昨日、啓吾たちの宿泊を伸一(東幹久)が断ったこと知ったカツノは、環(宮本信子)を厳しくしかりつける。しかし、夏美が一人で泥まみれになって庭仕事をする姿を見て、啓吾たちは再び心配になる。