天正18年6月、政宗(渡辺謙)は秀吉(勝新太郎)に初めて謁見。政宗の「打ち首覚悟で参上しました」という姿を見て、秀吉は「命は助けてやろう。運の良いやつよ」と微笑む。しかし、秀吉の命令により、政宗は断腸の思いで会津の領土を返上することになった。こうして小田原参陣が遅れたことを許された政宗だったが、「秀吉は54歳、俺は24歳。いつの日か東国から風を吹かせてみせる」と秀吉への逆襲を心に誓うのだった。