堂上総合病院に赴任して2年。オペの腕はもちろんだが、緩急を織り交ぜて人の心を動かすことに長けたスーパードクター・相良浩介(沢村一樹)のおかげで、病院は以前とは見違えるほど患者の笑顔に満ち、ナースの佐知(比嘉愛未)をはじめスタッフは活気にあふれていた。 しかし、ある日、院長のたまき(野際陽子)は引退を表明し、甥である外科医・森山卓(高嶋政伸)を新院長に指名する。森山の人格に不信感を抱く内科医・和枝(伊藤蘭)や看護師たちは動揺を隠せない。 さらに、森山の担当患者である直子(山口美也子)の術後の経過が良くないことに不安を感じた直子の娘・美由紀(京野ことみ)が、担当医の交代を要求。だが、森山は当然のごとく怒りその申し出を却下してしまう。 そんな状況の中、相良は“ある計画”を実行しようとするが……。