自分が裏から手を回して転職話を潰したことを伏せたまま、偶然を装って失業中の和枝(伊藤蘭)に近づく相良(沢村一樹)。彼はたまき(野際陽子)に「総合診療科」を新たに設立し、和枝を責任者として迎え入れることを提案。 そんなある日、一人の女性が病院を訪れる。病名は「腹膜偽粘液腫(ふくまくぎねんえきしゅ)」。その病気は100万人に1人の難病だった。 相良は森山(高嶋政伸)に執刀医を依頼。しかし、森山は相良が何か企んでいると主張する。 そんな中、内科・外科での合同カンファレンスが開かれる。そこで、森山から相良の過去が暴露され・・・。 「僕は、一番大事な人を助けられなかった」。相良の胸の内を思い沈黙する和枝。偶然、相良と和枝の会話を聞いてしまった佐知(比嘉愛未)。はたして難しい手術は成功するのだろうか……。