撮影したシーンを確認しようとした京子は、何も写っていないモニターを見て愕然とする。 「なにこれ…」呆然とする京子。無言のユウ。 モニターを見つめ、膝をついていた京子は、そのまま崩れ落ちてしまった…。 翌日―。シネマ研究会部室。フィルムが消されていることを、皆に詰問する京子。しらばっくれる美希やスタッフ。 部室を出た京子を追いかけてきた部長に、京子はシネマ研究会をやめることを伝えた。 帰りの電車内。あと一月にせまった映画祭のパンフレットを見つめる京子。自宅に戻った京子は、ユウに撮影助手を頼んだ。一人で映画を撮ることにした京子。 それを見守るユウの目は心配そうに曇っていた…。