全国屈指の桜の名所・弘前公園で、長年桜守をつとめた小林勝さん(71)。3年前に一線を退いたが、去年から福島県浪江町に通いはじめた。原発事故によって手入れが行き届かなくなった桜並木の再生をサポートすることになったのだ。それまで地元のボランティア団体が独学で手入れをしてきたが枯れ枝や病気が広がっていた。“伝説の桜守”は浪江の人々とどう桜を再生していくのか?活動の1年を記録した。