皆川寛子(伊東美咲)が、置手紙を残して宮崎に帰ってしまった。ホッとするはずの勇太郎(森山未來)だが、自分が寛子に言い放ってしまった言葉が原因かと少し気にかかっている。勇太郎以上に心配しているのが、武田育夫(高嶋政伸)と田村愛(榮倉奈々)。また寛子をスカウトした『ブルーベルベット』の矢沢俊也(金井勇太)もガッカリ。 そんな店に寛子を必死に探す男たちが来る。借金取りの田中(荒川良々)と市橋(おかやまはじめ)だ。二人は、借金を踏み倒されたら大変と店長の鎌田鉄男(鈴木浩介)に寛子の行方を問いただすが、寛子の行方は誰にも分からなかった。 そんなある日、勇太郎のアパートに武田と愛が来ていた。ついに我慢できなくなった武田は、寛子を探しに宮崎へ行くと立ち上がる。勇太郎が必死に止めていると…いつの間に戻ったのか“2005ミスポンカン娘”のたすきをかけた寛子が玄関にVサインをして立っているではないか。みんなの心配をよそに、寛子は4 年に一度のコンテスト出場のために宮崎に帰っていたとアッサリ。勇太郎があきれ返っていると、寛子の後ろから皆川麻実(美山加恋)と名乗る女の子が出てきた。勇太郎も武田も寛子の娘と思い絶句。実は麻実は寛子たち姉弟の親戚の娘で、小さい頃に別れた父親に会うため、上京したのだった。 可愛い麻実は武田と愛に大好評。しかし、アパートに残った麻実は、勇太郎に命令するわがままぶりを発揮し始める。勇太郎は、父親に会ったらすぐに麻実を宮崎に帰すようにと寛子に約束する。 しかし、麻実のメモを頼りに訪ねた場所に父親はいなかった。武田と