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「始動!史上最大の望遠鏡 見えない宇宙に迫る」

南米チリ・アンデス山脈の標高5000mの高地に日・米・欧の3者を中心に、現在、史上最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の建設が進められている。直径 12mの巨大なパラボラアンテナを66台も作り、それらを同じ天体に向け、とらえた電波をまとめることで、あたかも直径18kmの巨大な1台のパラボラアンテナと同じように電波をとらえる。66台すべてがそろった時には、ハッブル宇宙望遠鏡の10倍の解像度になるという。電波で宇宙をとらえると、星や銀河を作る元となる光を出さないガスやチリの様子がわかり、星の誕生の現場やブラックホールなど、光学望遠鏡では見えない新たな宇宙の様子を調べられるのだ。 2011年9月末には、現在までに完成した16台のアンテナを使っての「初期科学観測」が始まった。実は、この計画の立案・場所の特定など、様々な場面でイニシアチブを取ってきたのは、日本の研究者たちだった。番組では30年にわたりこの計画に携わってきた国立天文台名誉教授、石黒正人さんのアルマ訪問に同行し、アルマ望遠鏡の魅力を紹介する。さらに今回、試験観測を行う現場で、渦巻銀河M100の画像撮影を密着取材。その画像には、可視光でとらえた画像には写っていない、直径千光年もの巨大なガスのかたまりが、300個も浮かんでいた・・・世界初の画像撮影までの一部始終を徹底紹介!

English 日本語
  • Originally Aired December 13, 2011
  • Runtime 55 minutes
  • Content Rating United States of America TV-Y
  • Network NHK
  • Notes Is a season finale
  • Created June 2, 2017 by
    Administrator admin
  • Modified June 2, 2017 by
    Administrator admin