1997年、中国残留孤児で団地住人の大川竜雄が何者かに殺害された。そして現在、当時同じ団地の住民で事件の目撃者でもあった川村恭介(梨本謙次郎)が「大川さん、すまなかった」と意味深な言葉を残して死去したと娘の琴美(原田佳奈)が捜査一課を訪ねてきて告白した。百合たちが当時の団地の住人たちへ聞き込みを進めると、大川という男性がいかに過酷に生きてきたのかということを思い知る。