24時間営業をめぐって揺れるコンビニ業界。ついに先週、国が大手コンビニ各社に経営の改善を要求。最大手のセブンイレブンでは社長が交代し対応に乗り出すことになった。現場では一体なにが起きているのか。これまで、店舗のオーナーたちは本部から契約違反とされるのをおそれ厳しい実情を語ってこなかった。それが今カメラの前で次々と声をあげ始めている。広がる深刻な人手不足と人件費増加。さらに出店戦略によって売り上げが激減する店や1年間ほとんど休まず家族が昼夜交代で働き体を壊すオーナーも。民間の調査ではコンビニの倒産・休廃業は5年で倍増、国の調べでも今の契約に不満を感じているオーナーが4割近くに上っているという。今や “社会インフラ”ともいわれるコンビニ。この先も持続的に運営されて行くには何が必要なのか。徹底的に考える。