春にまいた種が、収穫の時を迎えた。蝶子(古村比呂)たちがはる(曽川留三子)の家から持ってきた卵を使ってドーナツを作っていると、連平(春風亭小朝)がやってくる。連平にも召集令状がきたのだ。やけになっている感じの連平を、泰輔(前田吟)の家に連れて行き、皆で元気づける。戦地の要(世良公則)から近況報告の手紙が届く。軍隊生活にも慣れ、つつがなくやっている、という内容だが悪い予感がした蝶子は悪夢を見て…。