「ひぐらし亭」オープンの日に予定されていた喜代美の口上と高座は、体調不良から取りやめになってしまいました。「また肝心なときに晴れの舞台に上がれない」と、喜代美はどん底まで落ち込みます。そして迎えた「ひぐらし亭」オープン当日、東京から落語通の磯七が駆けつけます。喜代美は徒然亭一門の口上に照明をあてることになるのですが…。