兄弟子全員に芸の悩みを相談した喜代美ですが、結局、解決しないままに一日が終わろうとしていました。ようやく小浜から帰ってきた師匠の草若に、自分の悩みと兄弟子たちそれぞれのアドバイスを話しますが、草若は笑って聞くだけで、なんのヒントも与えようとしません。そのころ小浜では、突然、スペインから小梅が帰ってきました。喜ぶ家族のなかで、母・糸子があるお願いをします。