喜代美はタレントとしてスポットライトを浴びることに、快感を覚え始めます。その反動なのか、草々はますます落語一本にのめり込んでいきます。一方、小浜では、家族の将来を心配した母・糸子が、「近代的な塗箸(ぬりばし)工場を持つ秀臣の会社と合併してもらえないか」と夫の正典に頼んだことで、夫婦間に亀裂が生じていました。そんな中、久々に草々がテレビの落語番組に出演することになります。