卒業式の夜、卒業を家族で祝う喜代美の前に清美の兄・友春が現れて、突然、プロポーズをします。混乱に陥る家族の前で、喜代美は勢い余って「この町を出て、大阪へ行く」と宣言。さらに、反対する母・糸子に向かって「お母ちゃんみたいになりたくないの」と言ってしまいます。翌日、わずかな荷物をまとめた喜代美は、父・正典に別れを告げて家を出ます。そのころ、母は一計を案じていました。