奈央(真木よう子)は、家庭も『ヴァニティ』も何も手放すつもりはない、という由華子(吉瀬美智子)の強い思いを知る。一方、江里(伊藤歩)は、洵子(板谷由夏)と副編集長の石田(眞島秀和)が密談しているところを偶然目撃し、ふたりの間で何らかの取り引きがあったことを察する。
『ヴァニティ』は、新たな専属モデルとして手島レイナ(芦名星)と契約する。そして、読者モデルの中から昇格したのは、奈央ではなく葵(佐藤江梨子)だった。葵が発案したメイク企画が、読者アンケートでも反応が良かったことが決め手となったらしい。そんな折、江里は、石田と葵が車の中で抱き合っているところを見てしまう。奈央と会った江里は、石田たちのことを話し「このネタを使わない手はない」と言い出す。しかし奈央は「そんなやり方で専属になんかなりたくない」と言って江里を諭す。同じころ、洵子の元にも、石田と葵がホテルに入っていくところを撮影した写真が送られてくる。差出人は不明だった。洵子に会いに行った江里は、石田との密談の件を切り出す。そこで江里は、葵を専属モデルにしたい石田と、読者モデルから専属モデルを出したい洵子が手を組んでいたことを知る。洵子は、編集会議の場で葵の不倫を報告する。編集長の南城(リリー・フランキー)は、石田に休養を命じると、洵子を副編集長代理に指名し・・・。