珠実(江角マキコ)は、夏休みをとって家族でキャンプへ行くことに。勤務医の高広(市川亀治郎)は、36時間の勤務明けで出掛ける予定だった。高広が勤務を終えて病院を出ようとしたとき、脳梗塞で意識不明の患者が搬送される。患者は、梶田弘樹という少年。手の空いている医師がおらず、高広が緊急オペを行う。手術は成功したと思われたが、一週間後に弘樹は突然倒れて亡くなる。高広にも原因が分からず、遺族に病理解剖を勧めるものの、拒否される。珠実も遺族の説得にあたり、司法解剖を提案。しかし、司法解剖をするには警察に届け出る必要があり、それは高広が被疑者となってしまうことでもあった…。