米軍機が撮影した膨大な映像。その解析からアジア各地を狙った空襲の実態が明らかに。台湾では日本上陸作戦をみすえた実験的兵器も使用。知られざる「アジアの空襲」に迫る 太平洋戦争の開戦から80年。米軍機が撮影した映像の解析が進んでいる。戦闘機に搭載された「ガンカメラ」や、爆撃機から撮影された膨大なフィルム。それをワンカットごとに分析した結果、米軍が日本だけではなく、アジア各地で空襲を行っていた事実が明らかに。特に台湾では、日本本土上陸を見すえ「ナパーム弾」を使った実験的な空襲が繰り返され、多くの市街地が焼け野原となった。知られざる「アジアの空襲」の実態に迫る。