パリ五輪の陰で、パレスチナ自治区ガザでは殺りくが続く。スポーツで平和を訴えたいと立ち上がったボクシングのトレーナーなど市民たちの自撮り映像で戦乱の現実を伝える。 “平和の祭典”パリ五輪の陰で、パレスチナ自治区ガザでは殺りくが続いている。パレスチナのアスリートは戦乱で300人以上が死亡した。そうした中、五輪選手を生み出そうと懸命なボクシングのトレーナーに自撮りを依頼した。一方で、ほとんどのパレスチナ市民は“平和の祭典”に目を向けることさえできず、爆撃から逃げ続ける日々を過ごす。開戦以来、戦禍の暮らしを自撮りしてきた市民たちの映像も合わせ戦乱の現実を伝える。