Tenshoin is struck with deep sorrow after learning Iemochi's death. Kazunomiya says she wants to return to Kyoto rather than spend the rest of her life as a nun in Edo. She tells Tenshoin that she didn't care about the shogunate or the "Ooku." After talking with Tenshoin, Kazunomiya opens her heart to her in-law and decides to become a nun. In Satsuma, Saigo, Okubo and Tatewaki invite powerful feudal lords for a meeting to gain their support to reform shogunate. However the discussion fails with Yoshinobu's clever intervention.
家茂（松田翔太）の死を聞かされた天璋院（宮﨑あおい）は悲しみに沈んでいた。天璋院は、和宮（堀北真希）が髪をおろすこともなく京へ帰るつもりだと聞き、真意を問いただす。和宮は、幕府も徳川家も大奥も、自分にとってはもうどうでもよいのだと語る。一方、薩摩では、帯刀（瑛太）が久光（山口祐一郎）の命を受け、京へ上る準備をしていた。お近（ともさかりえ）に、お琴（原田夏希）とは別れると告げて出発する帯刀だったが、お琴との間に子ができていたことを知り、別れを切り出せなくなってしまう。帯刀は西郷（小澤征悦）、大久保（原田泰造）と協力し、有力大名が政治に参加する列侯会議を開くことに成功する。しかし、したたかな慶喜（平岳大）に翻弄され、会議は失敗に終わる。こうなれば力で幕府を倒すしかないと決意する西郷と大久保に、帯刀は衝撃を受ける。大奥では、和宮が京に帰る日取りを天璋院へ報告に来る。和宮を責める本寿院（高畑淳子）に対し、和宮は家茂を心から思っていたと反論する天璋院であった。和宮は家茂への思いを断ち切るように髪を下ろし静寛院となる。自分の思う道を生きて欲しいと告げる天璋院に、静寛院は「母上様」と呼びかけ、自らの決意を語り始める…。
