While the Edo group and the Kyōto group inside the Ōoku continue to antagonize to each other, little by little Kazunomiya and Iemochi became closer. Tensho-in was finally feeling relieved.
Then, commanding a force of a few thousand soldiers, Hisamitsu left for Kyōto with the intention of receiving the Emperor’s approval for reforming the Tokugawa Shōgunate. Meanwhile, suspicion that Tenshō-in might be involved in the plot mounted in Edo.
大奥内の江戸方と京方の対立は依然として続いていたが、和宮(堀北真希)と家茂(松田翔太)の仲は日増しに深まり、天璋院(宮﨑あおい)は安堵していた。そんな折、島津久光(山口祐一郎)が数千の兵を率いて、ついに動き出した。京へ上り、幕政改革の勅諚を得て、幕府に迫ろうというのである。困惑する天璋院に対し、江戸城では天璋院が陰で糸を引いているのではないかと懐疑の眼が向けられる。命に背いて行動する西郷(小澤征悦)が久光の逆鱗に触れ、再び流島の身となる。また、有馬(的場浩司)を中心とした尊王攘夷派は突出にむけて動き始めていた。突出を止めるよう必死に説得を試みる帯刀(瑛太)と大久保(原田泰造)であったが失敗。ついに久光の命により、寺田屋にて有馬らは壮絶な死を遂げる。朝廷の久光への信頼を強固にし、幕政改革を成し遂げるため、有馬が自ら犠牲となったことを知った帯刀は必ずや改革を果たすことを誓う。さて大奥では、薩摩軍が勅使を伴い江戸へ向かうとの報せが入り、よりいっそう天璋院への疑惑が膨らむ…。