Tadatake is delighted with Nariakira's offer to adopt Okatsu, but Oyuki senses something is wrong with Kikumoto who brought up Okatsu. Okatsu is unable to absorb the situation and begs Tadatake to let her talk directly to Nariakira. On the morning of her visit, Kikumoto advises Okatsu that going against one's destiny is a dishonor for women.
於一(宮﨑あおい)を養女にしたいとの斉彬(高橋英樹)の申し出に、忠剛(長塚京三)は感激する。幼い頃から於一を育ててきた菊本(佐々木すみ江)も、この上ない名誉と、ことのほか嬉しがる。しかし、於一は突然のことに驚き、断ることなど出来ないことは知りつつも、どうしてよいのか迷ってしまう。養女の件を知った尚五郎(瑛太)は、於一が夫婦になることが決して叶わない身分になることを悟り自暴自棄に陥る。西郷(小澤征悦)の祝言に招かれた尚五郎は思い余って泣き崩れるが、西郷の温かさに励まされる。喜びに包まれる今和泉家であったが、なぜか菊本の様子がおかしいことにお幸(樋口可南子)は気づく。養女に選ばれたことをどうしても納得出来ない於一は、斉彬と直に会い理由を教えてもらいたいと忠剛に懇願する…。