Oyura, concubine of Shimazu Narioki, the clan head, plots to make her son Tadayuki an heir to the Satsuma clan which provokes a serious confrontation within a group of samurai who stand by Nariakira, Narioki's legal wife's son. Shosuke is punished for his involvement in the family quarrel. Wishing to help Shosuke's family make ends meet, Okatsu offers food and money, however, Shosuke's mother, Fuku, refuses.
薩摩では、藩主・島津斉興(長門裕之)の側室お由羅(涼風真世)が息子の忠教(山口祐一郎)を跡継ぎにと望み、嫡男・斉彬(高橋英樹)を慕う一派と激しい対立をひき起こしていた。於一(宮﨑あおい)は、藩の政治がどうなっているのかとても興味をもつが、忠剛(長塚京三)は子供が知るべきことではないとはねつける。このお家騒動に巻き込まれ、大久保正助(原田泰造)も謹慎処分となる。肝付尚五郎(瑛太)から聞き及んだ於一は、正助の家族がさぞ苦しい生活をしているに違いないと、厨房からカツオやタイを持ち出しては正助に届けるようになる。正助は、於一と尚五郎、そして西郷吉之助(小澤征悦)の心遣いに深く感謝する。さらに、正助の妹たちが内職に追われる姿を見た於一は、自らのかんざしや櫛さえ正助の母・フク(真野響子)に渡そうとする。しかし、フクは頑として受け取らない…。