高級ホテルでひとり朝を迎えた康祐(佐藤大樹)。 かたわらには、早苗(美山加恋)からの置き手紙が。 二人の心には、それぞれ自分自身にひっかかるものが.…。 直己(松岡広大)は、康祐の紹介で3か月前からサパークラブで働き始めた。 調理師学校の奨学金返済に追われていた直己は、強くもない酒を連日浴びるように飲み、酔いなれないながらも働き続けていた。 そんな中、どこか儚い空気を纏った瞬(阿久津仁愛)の存在に惑いを加速させていく。