奈津(貫地谷しほり)が浅草の老舗和菓子屋・満月堂の正式な一員となって3ヶ月が経った。女将の光子(風吹ジュン)は奈津に、故郷の福井に帰って両親の墓前と祖母にそのことをきちんと報告してくるよう促す。福井に戻った奈津は、祖母のたみ(風見章子)が入院している病院を訪れ、久々の再会を果たすのだった。
その頃、浅草界隈では梅吉(國村隼)が外国人女性と同棲しているという噂が立ち、皆が興味津々。光子も梅吉の言動が気になって仕方がない。しかし噂の女性は意外な人物で・・・!?
東京に戻った奈津は、配達の途中で近所の魚屋の息子・憲司(五十嵐隼士)と出くわす。憲司は、家業の魚屋を継ぐか、夢を叶えるためにアメリカへ留学するかで悩んでいた。奈津は、中途半端な気持ちでいるならアメリカへは行かないほうがいいと忠告するが・・・。