5月19日のゲストはモデル・タレントのトラウデン直美さん。 向かったのは父の故郷であるドイツのケルン。ライン川流域に位置し、 2千年の歴史を持つ古い街。今回の旅には父のディーターさんも同行。 祖父の待つ懐かしい家、父が通いその後、教鞭をとったケルン大学に足を運んだ。 トラウデンさんは研究者である父の影響で、自ずと学ぶことが好きになった。 現在はキャスターとしても活躍している。日々の仕事の中で、自分は何を求められ、 何を発言すればいいのだろうと考えることが少なくないという。 そんな悩みを抱える中、父のかつての職場を訪ねた。そこで気づかされたことがあった。 父は教える側の立場だからこそ、わからないことに真摯に向き合ってきた。 「わからない」というのは恥ずかしいことじゃない。 だから、すべての人の意見の代弁者にならなくていい。 人生はこれから。今はまだ弱くても、何者でなくてもいい。 まずは目の前の一歩を踏み出そう。初めてのことでも支えてくれる家族がいる。