朝陽(大和田健介)と斑目(鈴木一真)は、五十年前、ある祓い師が悪霊を旧病棟の最上階に封じ込めたということを知り、病院へ戻る。病院では、黒い歯をむき出しにした患者やナースたちが、他の者に噛み付こうとして襲い掛かるという異様な光景が繰り広げられていた。それは、五十年前と同じ“キヌ”の呪いだった。 人々が逃げる中、琉奈(夏帆)が現れる。惨状を目の当たりにし、唖然とする琉奈は、背後から呪われた黒い歯のナースに襲われ…。