『G-アンツ』で犬田(小宮璃央)が性行為の相手に指名された女性は、セトリのおとり捜査官・牛本カンナ(大久保桜子)だった。「強制性交の現行犯」となった犬田は絶望感に打ちひしがれるが、カンナはある思惑を持って犬田を逮捕せずに潜入捜査を続けるのだった。しかし、カンナを怪しむ青原(飯田基祐)は犬田の目の前で別の男たちとの性行為を強要する。 そんな修羅場へとやってきたのは、犬田を心配して後をつけていた水瀬(川津明日香)だった。『G-アンツ』からどさくさに紛れて犬田を連れ出し、その場にいた志場(鈴木康介)の手助けもあって、追手を振り払う。やがて自宅まで逃げ延びた水瀬は、犬田を自分の部屋にかくまうことに。 犬田に対して表向きは言葉悪く接していた水瀬だが、実は内心では強く惹かれていた。ここ最近の犬田の変化を感じ取っていた水瀬は、「犬田となら、いいよ」とキスを交わし…。 一方で、夜の美術室――。壇田(森咲智美)を全裸で縛りつけて淫らに犯していたウチュラ(新條由芽)。犬田を“性の標的”として狙っていた壇田に、「彼に手を出したら、許さない」と告げるのだった。