李純貞とともに李剛の屋敷を訪れた羅正は、それが罠であったことを知る。裁縫師のヒクソン・ロックこと占星術師黄鶯鶯と李純貞は繋がっていたのだ。気づけば羅正は、黄鶯鶯の「傀儡の術」の糸に身体中を絡め取られていた。 その頃、愛は李白綿とともに香港のホテルに一室にいた。彼の勉強の相手をしようとするものの、そのあまりの難解さに吐き気さえもよおす愛だった。