ある日の本部長室。そこにはとある噂を耳にし緊張を漲らせるモーヴの姿があった。「ついに来た。あの男が動く時が」。一方ドーワーでは、シュヴァーン王子が不測の事態に眉を潜めていた。「──質問に答えろ。ボクがいつ『トースト尽くしにしろ』って頼んだのか聞いている」